4回のOA効果判定を行った症例

2024年10月11日

症例

60歳台 性 身長:163cm 体重:64Kg BMI:24.1 2016年動悸・早朝高血圧・日中過眠で診断PSG施行、AHIは30.3回/時間と重症の結果で、CPAP導入と同時にOAを作成、その後定期的にOAの効果判定を行っています

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表をグラフにすると以下のようになります。

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4回目のOA効果判定のトレンドグラフ 

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1回目のOA効果判定結果が著効しており、CPAPは中止、その後2回目、3回目と効果が減弱、今まで一体型OAでしたが、分離型OAを作成しなおしました。 

半年前の簡易検査では一体型でREI=13.6、分離型で=7.0と効果を認め、今回PSGでの4回目のOA効果判定となりました。しかし簡易検査より呼吸イベントの残存は多く、レム睡眠が仰臥位で記録されるとイベントは抑制できないことがわかりました。BMIの変動もありますが、残存AHIとは逆相関のイメージで、レム睡眠と体位との組み合わせが、結果に大きく影響していると思われます。またOAの治療効果は2年程度ともいわれ、定期的な評価とOA再作成が必要です。 




ゆみのハートクリニック 川名 ふさ江

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