心房細動の既往があるも完璧な閉塞性イベントを示す睡眠時無呼吸症例

2024年04月19日

症例

60歳代男性 身長:178㎝ 体重:75Kg BMI:23.7 心房細動の既往があり、アレーション後、家族にいびき無呼吸を指摘され来院、眠気なし 

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ベースに心房細動があるからなのでしょうか、これだけ重症の無呼吸がありながら、ESSは3点でした。またBMIが低値でも、側臥位で呼吸イベントは抑制されませんでした。アブレーション後で今は洞調律ですが、朝方のレム睡眠時にはPACが頻発し、心房細動の再発が懸念されます。これだけの無呼吸があると心房細動再発のリスクが高く、早期のSAS治療開始が必要と思われます。




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側臥位では低呼吸イベントが主体で、呼吸イベントに伴うdesaturationはarousalを伴わないためSpO2の戻りが悪く、95%以下で再度低下するパターンをみとめています。低換気がオーバーラップしたような印象です。




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しかし仰臥位では典型的なOSAと同じで、呼吸イベントごとに覚醒反応を伴い、その時に過換気となるため、SpO2は97%まで回復しています。 




ゆみのハートクリニック 川名 ふさ江


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