日中過眠と睡眠時の異常行動を訴える若年症例

2024年05月17日

症例

20歳代男性、身長:174㎝ 体重:60Kg BMI:19.8 ESS=18点と日中過眠を主訴に受診、睡眠相後退(朝方に寝て昼前に起きる)、睡眠時の異常行動や起床時の口渇の訴えもあり、PSGを行いました。
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どの睡眠変数を見ても、決め手に欠ける悩ましいPSG結果でした。PSG前夜が睡眠不足だったこともありますが、21時過ぎには入眠、総睡眠時間は7時間43分と十分な睡眠が記録されています。ESS=18点は睡眠相後退による睡眠不足と考えられます。起床時の口渇感は口呼吸によるもので、ORAPで効果は期待できそうです。睡眠衛生指導を行い、睡眠時刻の調整を行う必要があります。



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<ピンクにハイライトされた2エポックにRWA判定> 

睡眠時の異常行動の訴えについては、レム睡眠時の脱力が不十分で、ノンレム睡眠と同じレベルの筋電位が持続していました。ただphasicな筋電図が明確に混入したエポックにはRWA判定をしましたが、RWA率はわずか1.8%で有意な数値ではありません。経過観察が必要と思われます。



ゆみのハートクリニック 川名 ふさ江

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