記録前半は閉塞性呼吸イベントが主体で朝方CSR様の周期性呼吸を認めた症例

2026年05月08日

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30歳台 男性 身長:171㎝ 体重:66.1 kg BMI25.7 ESS17 睡眠中の息苦しさを主訴に来院されました。日中過眠もあり、まれにカタプレキシー・金縛りが週1回、多い時は23回あり、入眠時幻覚もあるとのことで、SASとナルコレプシーを疑い、診断PSGを行いました。SOREMは認めませんでしたが、軽症のSASAHI=5.6)とRWA率=7.4%の結果でした。最下段の赤いマークはRWAと判定されたエポックを表しています。

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EMG欄のピンクにハイライトされたエポックがRWAと判定されたエポックです。ナルコレプシーと診断できたわけではありませんが、レム睡眠時のRWA所見は、ナルコレプシーでも認めることが報告されています。メカニズムはよくわかっていません。ナルコレプシーを診断するためには、MSLT 検査が必要ですが、その前に軽症SASを治療して、あと睡眠不足(通常6時間睡眠)も否定したうえで、MSLTを行う必要があります。特にカタプレキシーがないtype2のナルコレプシーは、MSLTでも睡眠不足との鑑別がつかないことがあり、検査前に睡眠習慣を改善したうえで行う必要があります。

 

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