代表挨拶
代表挨拶
心臓の専門医として、都内大学病院にて心臓病の行く末でもある心不全患者さんを診てきました。心不全という病気は、生活の場で病状が悪くなり、入退院を繰り返すたびに生活の自立度が低下していく進行性の病気です。入院してくる患者さんに最先端の医療を一生懸命に施しても、患者家族の希望に沿うことができず、辛い思いをしてきました。このため、患者さんが再入院することなく、生活の質を維持するためには、生活環境により近いところ、つまり病院ではなく、地域でその人に合った最適な医療提供を行うことが必要と考え、外来と在宅診療をおこなうクリニックを開設しました。
『LIFE』とは「生命」であると同時に、「生活」であり「人生」である―。
病院から地域で多くの患者さんをみて、感じたことがあります。それは、医療は、単に生命を延ばすためではなく、それぞれの生活や人生を理解し、その人らしい人生をいかにサポートできるかが問われているということです。 一人ひとり異なるLIFEをサポートするためには、「高い専門性をもちながら」、「その人にとって最善はなにかを」、「チームで常に問い続ける」ことが必要です。
われわれは、純粋な情熱と社会的な使命をもちながら、その人らしい人生をサポートする、そのような医療法人でありつづけます。
略歴プロフィール
順天堂大学医学部卒業。東京女子医科大学病院循環器内科入局。心臓疾患が進行した状態でおこる心不全の在宅での付加的治療・ケアの必要性を考える。カナダ・トロント大学へ留学、心不全の在宅管理の研究を重ね、アメリカ心臓病学会および胸部学会の若手研究者賞を受賞。 帰国後、重症心不全患者を主とした臨床や研究を重ね、ゆみのハートクリニックを開設する。心臓病をふくめた障害をもつ人々が、安心して過ごせる社会となるよう、医療法人社団ゆみの代表として臨床・教育・研究に取り組んでいる。
プロフィールを詳しくみる
現職
医療法人社団 ゆみの 理事長・統括院長
ゆみのハートクリニック 医師(外来診療・在宅診療)
のぞみハートクリニック 医師(外来診療・在宅診療)
東京女子医科大学病院循環器内科 医師(外来診療)
学歴
順天堂大学医学部卒業
東京女子医科大学医学博士号取得
職歴
東京女子医科大学病院循環器内科
カナダ・トロント大学
教育
東京女子医科大学循環器内科 非常勤講師
順天堂大学循環器内科 非常勤講師
大阪公立大学大学院看護学研究科 臨床教授
大阪大学 重症心不全・移植専攻医育成プログラム 招聘教員
愛媛大学医学部
循環器・呼吸器・腎高血圧内科学 非常勤講師
香川大学医学部 循環器・腎臓・脳卒中内科学 非常勤講師
北里大学
認定看護師教育課程 慢性心不全看護 非常勤講師
聖路加国際大学 認定看護師教育課程訪問看護コース 講師
東京大学医学部
臨床指導医
所属学会
日本内科学会(認定医)|日本循環器学会(専門医)|日本心臓病学会(FJCC会員)|日本心不全学会|日本睡眠学会|日本在宅医学会|日本人工臓器学会
・日本循環器協会 理事
・日本循環器学会 保険診療委員会
委員
「循環器疾患における緩和ケアについての提言」協力員
「心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン」班員
・日本心臓病学会 理事
・日本心臓病学会 代議員/地域医療・実地医家活動委員会 委員/国内交流委員会 委員/生活習慣病対策委員会 委員/広報委員会 委員
・日本心不全学会 健保対策委員会 委員/緩和ケア推進委員会
委員
「高齢心不全患者の治療に関するステートメント」作成委員
「急性慢性心不全診療ガイドライン
かかりつけ医向けガイダンス」策定委員
・日本在宅医療連合学会 評議員/研究委員会 副委員長/編集委員会 委員
・日本人工臓器学会 評議員/補助人工心臓治療関連学会協議会DT部会委員
社会活動
NPO法人日本心不全ネットワーク副代表
Japan Cardiology Clinic Network(JCCN) 事務局長
ハートケアステーション(HCS)事務局長
主要講演歴>
法人理念
法人理念
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- その人らしい人生を
- わたしたちは、医を通して、その人らしい人生をサポートします
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- チームとともに
- わたしたちは、社会的使命を自覚し、ひとりひとりがチームとともに成長します
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- 未来へむかって
- わたしたちは、変化を楽しみながら、未来へむかってチャレンジします
シンボルマーク
密度の高いコミュニケーションが生む、広がり。
患者・家族・地域の人々、そして世界へ。
「ゆみの」を中心にコミュニケーションの輪が波紋のように広がり、ハート を形創る。
ハートは、心理・精神的な「心」、臓器である「心臓」、地域の「中心」を表している。