職種について
医療ソーシャルワーカー
相談窓口として、 多岐にわたる支援でサポート。
その人らしい人生を叶えるため、医療介護サービスの相談窓口として、患者さんやご家族の想いをどうしたら実現できるかを一緒に考えていきます。訪問診療スタート時の退院支援から導入支援を行い、導入後も必要に応じた継続的なサポートをします。
「どうしたら実現できるのか」を一緒に考え、
より良いソーシャルワークの実践を目指していく。
在宅療養支援室 室長 齋藤 慶子
在宅療養支援室に在籍しているYUMINOのソーシャルワーカーは、患者さん・ご家族の想いやご希望をお聞かせいただき、それが出来るか出来ないかを判断するのではなく、「どうしたら出来るのか」を一緒に考えていくことを大切にし、その人らしい暮らしや人生をサポートしています。
一人ひとり異なる人生の物語に心から寄り添いながら支援をすることは決して容易ではありませんが、日々、仲間と切磋琢磨しながら、より良いソーシャルワークに挑む仲間を求めています。
求める人物像
- 聴く力、共感力、大事なことを伝える力を日々磨き、コミュニケーションが好きな方。
- 多様な価値観があることを理解して、自らの強みを発揮し、仲間の弱みをカバーしながら他者と協働することができ、主体的に活動できる方。
- 自ら活躍の場を広げていく意欲を持ち、色々なことにチャレンジし続けることができる方。
- ソーシャルワーカーとして信念を持ち、その人らしい人生をサポートするための支援を行うため、諦めない強さを持っている方。
医療ソーシャルワーカーの
仕事と一日の流れ
在宅療養支援室にてご相談の窓口を担当。
意思決定を支援するため、
コミュニケーションを重ねる。
「その人らしい人生」をサポートするため、在宅療養支援室のソーシャルワーカーが、患者さんやご家族に寄り添った相談業務を行っております。
適切な医療介護サービスを提供する為、患者さんの声に耳を傾けることはもちろん、院内の多職種スタッフ、地域のケアスタッフや行政機関との連携を行います。
患者さんの意思決定を支援することも重要な仕事です。様々な人生の物語に寄り添う柔軟なコミュニケーションが必要になります。
多職種スタッフと連携し、幅広い相談に対応。
在宅と外来で患者さんの様々な支援を行う。
患者さんのご自宅や、病院など関係機関を訪問し、在宅療養生活を支援します。その仕事内容は以下の4つに分類されます。
(1)「総合相談窓口」として、地域の方、医療スタッフ、介護スタッフなどの幅広い相談に対応します。(2)「在宅および外来患者の個別援助」では、在宅医療導入支援、療養支援、心理社会的支援、意思決定支援、家族支援などを行っています。(3)「院内の多職種をつなぐ仕事」として、院内で多職種症例検討会のファシリテーションを行っています。また、(4)「ソーシャルアクション」として、退院前カンファレンスやサービス担当者会議に出席、関係機関との連携を行います。
- 在宅医療導入支援
- 在宅療養継続患者の療養支援
- 外来患者への支援
- 院内症例検討会のファシリテーション
- 院内振り返りの会、デスカンファレンス等の主催
- 心不全相談支援センター業務(電話相談、メール相談)
- 院外で開催される連携の会等のとりまとめ、出席
- コミュニティソーシャルワークの主催
募集要項
- 東京エリア
- 大阪エリア
- 福岡エリア
インタビュー
医療ソーシャルワーカーについて Q&A
- Q.1 入職時は、どのような研修を受けますか?
- 以下のような研修を行います。
・指導担当ソーシャルワーカーと同行し、ケースワーク・グループワークにおける面談技術の確認(モデリング、記録をもとに確認、ロールプレイを使った練習)を行う。
・指導担当ソーシャルワーカーと同行し、担当者会議・退院前カンファレンスの意義を学び、ソーシャルワーカーの役割を学ぶ。
・事例検討会に参加し、アセスメント視点を学ぶ。 - Q.2 平均年齢はどのくらいですか?また、どのようなキャリアの方が多いですか?
- 2021年7月現在で、平均年齢は38歳です。スタッフのバックグラウンドは、急性期、回復期、慢性期などの医療機関や地域包括支援センター、介護施設等など多岐にわたります。入職時は、在宅医療のソーシャルワークが未経験だったスタッフが多く、日々の患者さんとの関わりの中で、スキルや経験を身に付けています。
- Q.3 必要な資格やスキルはありますか?
- ・社会福祉士資格所有者
・ソーシャルワーカー経験3年以上が望ましい
・在宅医療に興味があり、地域に出て活動したい者 - Q.4 外部研修先はありますか?
- ・日本医療ソーシャルワーカー協会
・各都道府県ソーシャルワーカー協会
・一般社団法人WITH医療福祉実践研究所
・日本在宅医療連合学会 - Q.5 在宅でのソーシャルワークに必要なスキルは何ですか?
- 特別な資格やスキルは必要ありません。YUMINOでは、病気ではなく患者さんの人生そのものに注目し、必要な支援を考えていくソーシャルワークを行っています。「自由な生活がしたい」「独り暮らしだけど最期まで家で過ごしたい」など、患者さん一人ひとりの想いや希望は異なります。患者さんとご家族の想いや希望に寄り添い、地域の医療機関と連携しながら、広い視野で考えていくことが重要だと考えています。