皆の心地よさに気を配りながら 常に変化し続ける組織を 支えていきたい。
ゆみのハートクリニックの顔として、地域の患者さんの窓口となる外来医療事務。開院以来大切にしているホスピタリティの心を継承し、一人ひとりの特性を理解した接遇で患者さんを日々迎え入れています。どのような場面でも患者さんにとって最善の選択は何かを考え行動する彼女は、患者さんや医師からも、厚い信頼を寄せられています。
大学病院の会計からYUMINOへ転職。
患者さんとしっかり向き合えることが嬉しい。
大学病院で8年間、会計業務などを行ってきました。その大学病院で弓野理事長との接点が生まれました。当時、開業しているドクターが身近にいなかったこともあり、クリニックのお話を興味深く伺った記憶があります。そのようなご縁から、地域医療へ関心を持つようになりました。弓野理事長からもお声がけいただいたことがきっかけでYUMINOへの入職を決めました。会計の知識については長年の勤務でだいぶ身に付いたと感じていた頃で、これからはもっと患者さんと関わる仕事ができたらいいなと考えていたため、とても良いタイミングだったと思っています。
現在は、外来の受付業務から、診療費の算定や電話応対など事務全般を担当しています。前職では会計だけに従事していたので患者さんとの接点は少なかったのですが、当院では受付から会計までずっと患者さんのお顔が見られることが嬉しいですね。
患者さんの症状や背景も理解して
YUMINOの外来事務の特徴は、開院以来大切にしている「ホスピタリティ」です。待合室がリビングルームの様にくつろげる空間になっているように、私たち外来事務も、患者さんが快適に診療までの時間を過ごせるように工夫しています。例えば、待ち時間に自由に飲んでいただけるお飲み物を用意したり、寒そうな方にはひざ掛けをお渡ししたり。診察とは関係ないお話で盛り上がることもよくあります。患者さん一人ひとりと向き合ってお迎えできることもYUMINOで感じる大きなやりがいです。
患者さんの待ち時間をできるだけ少なく、スムーズに診療を受けられるようにするのも外来事務の大切な仕事です。患者さんが診察を待っているのか、検査待ちなのかなどを随時把握し、「次なのでもう少しお待ちください」等のお声がけを通じて、安心して過ごしていただけるよう努めています。
コロナ禍では、いかにして安全に、診療を行えるかという点にも常に気を配っています。YUMINOでは「患者さんの安全のために、出来ることは全部やっていこう」という思いのもと「感染対策委員会」が設置され、わずか1か月ほどの間に、外来診療の分離や、空気清浄機を各部屋に導入するなど、徹底して行われました。このスピード感には驚きましたし、患者さんに安全な診療を受けていただくためのお手伝いができることに、大きなやりがいを感じています。
スタッフ同士の風通しのよさから
「ここに通いたい」と思ってもらえるクリニックに。
YUMINOは外来と訪問の両方の診療を行っているため、通院していた方が在宅療養に切り替えたい場合、すぐにご希望に応えられるという強みがあります。例えば受付の際に、一人暮らしでご高齢の患者さんのお顔や様子を拝見し、「かなり具合が悪そうだった」などの情報を看護師につなげ、その日のうちにソーシャルワーカーからご家族に訪問診療のご案内をするというように密に連携を取っています。様々な職種のスタッフが在籍していますが、医師やリハビリ職、私たち医療事務など、どの職種にも垣根がなくフランクに話ができることも、患者さんに寄り添った医療を提供することに繋がっているのではないかと思います。
最近では、地域の薬局とコミュニケーションを図り、コロナ禍で通院を控えている方に薬局から薬を届けていただけるようになりました。YUMINOには、「こうしたら良いのに」や「これをやってみたい」と思ったことはどんどんやらせてもらえる雰囲気があります。これからも患者さんのためにできることは何かを考えて、自分にできることを探していきたいです。